服薬指導も在宅医療も原点は
「人と人とのつながり」です。
今まで薬局に来てくれていた患者さんが薬局に来ることが困難になった時、私が患者さんのところまで出向いて行く。服薬指導からはじまり、その人の最期を看取る(みとる)ことが在宅医療だと思います。
患者さんは思う様に動けなくなると、残された人生のことを考えて“不安・孤独・恐怖”など様々な思いが生まれます。その中で本当の自分を分かってくれる人がいると心強いはずです。
私は患者さんの見た目ではわからない本当の思いを聞いて、人生の最後までを、いかにその人らしく過ごすかを一緒に考えていきたいと思っています。薬剤師としてだけではなくひとりの人間として、人と人とのつながりを大切に思いながら仕事をしています。 |